杉並区の歯医者|杉沢歯科医院 HOME > 自費診療と保険診療の違い
歯科治療は、保険が適用される「保険診療」と適用されない「自費診療」の2つに分けられます。具体的にどのような違いがあるのかは以下の表を参考にしてください。
自費診療 | 保険診療 | |
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選べる素材・治療方法 | 選択肢が多くあるので、もっとも最適だと思われる素材・治療法を好みで選ぶことができる。 | 選択肢がなく制限されるので、自分が望む治療を受けることができない場合がある。 |
治療後の仕上がり | 時間と手間をじっくりかけて行う治療になるため、審美性・精度・耐久性などにおいて優れている。 | 限られた素材・方法の中で行う治療になるため、審美性・精度・耐久性などはやや劣る。 |
費用 | 高額になることが多い。 | 比較的安価で治療が可能。 |
保険診療は、「最低限不自由のない程度まで回復させる」ことが目的となっています。そのため、患者さんが本当に満足のいくレベルの治療は受けられないかもしれません。それに対して自費診療には制限がないため、費用は高くなるものの、治療内容への満足度は高まります。
当院としましては、どちらの治療が良い・悪いという判断はいたしません。大切なのは、自分にとって本当に必要な治療はどれか?ということです。保険・自費それぞれの特徴をよく吟味して、最適な治療を選択しましょう。ご要望に合わせたご提案もいたしますので、迷ったときなお気軽にご相談ください。
また、治療後のメンテナンスは保険・自費にかかわらず大事です。治療が終わったからといって油断することなく、定期的に検診を受けるようにしましょう。
歯科治療は専門用語も多く、お口の中の治療なので、実際にご自身で治療内容を正確に把握することは大変なことです。口腔内写真やレントゲンから状態を理解することも患者さんにとっては難しく、治療内容がわからなくて不安に感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
とくに自費診療の場合は治療法・素材の選択肢が多く、迷ってしまうという方も多いでしょう。そこで当院では、患者さん視点に立ち、わかりやすくご説明を行うために「ISIシステム」を導入しています。
ISIシステムとは
ISIシステムは、言葉では伝わりにくい歯の状態をイラストで再現し、さらに治療後の状態などをシミュレーションできるシステムです。たとえば、虫歯がどのような状態か、銀歯を使って治療したらどのようになるか、セラミックを使うと見た目がどうなるかなど、さまざまな治療法をパソコンでシミュレーションしながら、わかりやすくご説明することが可能です。そのため、より患者さんのご要望を沿った治療計画を立てることができます。
ISIシステムのメリット
- イラストなので、お口の中の状態を視覚的に理解することができます
- 治療後の状態をシミュレーションしてイメージを確認することができます
- さまざまな治療法・素材を試しながら治療計画を立てることができます
- 資料を持ち帰って、じっくりとご家族などにご相談いただけます
ISIシステムは、歯の状態をリアルなイラストで再現でき、「銀歯を入れた場合」「セラミックを入れた場合」「インプラントを入れた場合」など、さまざまな治療パターンを確認することができます。たとえば、「保険の範囲内でできる治療」「美しさを重視した治療」のような、患者さんのご希望に沿って治療後のイメージをご覧いただくことも可能です。
ISIシステムで作成した資料は、患者さんにお渡ししていますので、それを見ながらじっくりご検討ください。歯科治療は、患者さんが治療内容を理解し、ご納得したうえで行うことがもっとも大切なことです。
「セラミック治療に興味があるけど治療後のイメージができない」
「保険診療と自費診療を比較しながら治療方法を選択したい」
「先生の説明を聞いても治療内容がわからない」
などのお悩み・ご要望がありましたら、お気軽に当院までご相談ください。ISIシステムを使ってわかりやすくご説明しながら、皆さんにマッチした治療計画をご提案させていただきます。
インプラント治療や矯正治療などで高額な費用がかかった際に少しでも治療費の負担を軽減できる制度、それが「医療費控除」です。
医療費控除とは、本人または生計をともにするご家族が支払った医療費が1年間(1月1日~12月31日)で10万円(その年の所得金額の合計が200万未満の人はその5%)を超えた場合に、所得控除が受けられる制度です。なお、医療機関に通うために公共の交通機関を利用した場合の交通費は控除の対象になりますが、マイカーを利用した場合のガソリン代や駐車場代は対象外です。
医療費控除の対象
- 一般的に使用されている歯科素材を用いた歯科治療
- 発育段階にある子どもの成長を阻害しないために行う不正咬合の歯列矯正
※審美性向上のための歯列矯正は対象外 - 通院の際の付添人の交通費
手続きのご案内
医療費控除を受けるには確定申告をする必要があります。毎年2月16日から3月15日までの間に確定申告において還付の手続きをしてください。確定申告時には下記の書類などを税務署に提出します。なお、申告は過去5年間までさかのぼることができます。
- 医療費控除に関する事項を記した確定申告書
- 医療費・交通費支出の証明書類(領収書や利用した交通機関のメモなど)
- 還付金を受け取る口座番号(本人名義)
- 印鑑
- 源泉徴収票の原本(給与所得がある場合)
医療費控除の計算式
- ※1
- 医療費控除額の上限は200万円です。
- ※2
- 審美歯科治療など控除対象外のものもございます。事前にご確認ください。
- ※3
- 生命保険などで支給される入院給付金、健康保険などで支給される医療費・家族療養費、出産育児一時金など。
- ※4
- その年の所得金額の合計額が200万未満の人はその5%の金額。