杉並区の歯医者｜杉沢歯科医院 HOME > 顎関節症について
顎が痛い・顎が鳴るなどの症状があるなら、それは顎関節症（がくかんせつしょう）かもしれません。まずは以下のチェック表を確認して、自分がどれだけ当てはまるか試してみましょう。
| 2個以上チェックが付く場合 | 顎関節症になりかけています。歯科医院で治療できますので、まずはご相談ください。 |
|---|---|
| 4個以上チェックが付く場合 | もうすでに顎関節症になっている可能性があります。できるだけ早めにご相談いただき、治療しましょう。 |
| 6個以上チェックが付く場合 | 顎に大きな問題がある可能性があります。すぐに治療が必要です。 |
いかがでしたか？ 顎関節症は慢性化しやすい病気なので、気になる症状がある場合は早めに当院までご相談ください。
顎関節症とは、顎の関節や筋肉などに生じるさまざまな症状を総合したものを指します。代表的な症状は「口が開けにくい」「顎が鳴る」「顎関節に痛みがある」などです。また、頭痛・腰痛・肩こり・耳鳴り・めまいなどの症状を引き起こすことがあり、放置するとどんどん悪化していてくるので早めの治療が必要になってきます。
顎に負担がかかるクセと姿勢の悪さ
- 食べものを片側の歯だけで噛む
- テレビを観ながら噛むなど、顔をまっすぐ向けずに食事をとる
- 長時間あるいは頻繁に頬杖をつく
- 肩と顎で受話器を挟んで電話をする
- 日中、歯を食いしばっていることが多い
- 夜間、歯ぎしりをしている
- 姿勢が悪い
以上のようなクセ・習慣があると顎に負担がかかり、顎関節症になりやすくなります。特に成長期のお子様は、これらのクセによって噛み合わせにも影響が出るので注意が必要です。
噛み合わせ
噛み合わせが乱れていると噛むたびに顎がずれ、さらにずれたまま歯が納まってしまい、結果として顎関節に負担がかかります。また、逆に顎関節症にかかることで噛み合わせがずれてくることもあります。噛み合わせのずれは自分では認識できないので、一度歯科医院で診てもらうことが大切です。気になる方はお気軽に当院までご相談ください。
精神的ストレス
精神的ストレスが加わると、脳がそのストレスを発散させようとして、無意識に強い歯ぎしりや食いしばりを起こさせることがあります。その結果、顎にも負担をかけてしまうのです。
外傷
顎は構造上、ものにぶつかる・殴られるなどの外からの衝撃には弱いものです。強い衝撃によって急激に顎が移動すると、関節がずれたり傷んだりしてしまうことがあります。
その他の病気
アレルギー・リウマチなどのように、関節に炎症・変形を引き起こす病気にかかると、顎関節症にもかかりやすくなります。
顎に負担がかかるクセと姿勢の悪さに対して
まっすぐ前を向き両側の歯で噛むように心掛ける・頬杖をつかないなど、すぐに改善できる点は改善しましょう。また、食いしばりや歯ぎしりは無意識的に行うことなので、リラックスできる方法を身に付ける・夜間はマウスピースを装着するなどの対策をとると良いでしょう。
噛み合わせに対して
根本的には歯科治療のやり直しや矯正を行うことで噛み合わせを改善できるでしょう。顎に負担がかかる悪いクセを直すだけでも、噛み合わせが良くなることもあります。まずは歯科医院で相談してみることをおすすめします。
精神的ストレスに対して
自分なりに性格が完全主義だ・几帳面だと感じている方は、ものごとに対して少しいい加減になってみると良いかもしれません。心のクセを直すことはなかなか難しいかもしれませんが、これが少し修正されるだけで顎関節症が軽くなることもあります。
外傷に対して
こればかりは自分で気を付けていても、完全に予防することはできません。怪我をしたらすぐに冷やすなどの応急処置を取り、早めに病院へ行きましょう。
その他の病気に対して
まずは顎関節症の原因となる病気を治療することが大事です。かかりつけ医に相談して適切な対策をとりましょう。素人判断で行動を起こすと症状の悪化を招きかねないので注意してください。
噛み合わせ治療では、マウスピースを用いたり歯列や顎を矯正したりすることで症状を改善させていきます。当院では、歯と顎に負担がかからない自然な噛み合わせである「筋肉位」を探して治療を行っていきます。
咬合器 KaVo PROTAR evo
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模型上で噛み合わせを再現し、診査するための咬合器です。患者さんの噛み合わせを正確に把握できるので、歯科技工士が装具を作製する際に役立ちます。1/1000の誤差もなく、噛み合わせの調整をすることができます。 |
治療流れ
噛み合わせが悪くなると身体全体にも不調を引き起こすことが多いので、気になる症状がある場合は当院までお気軽にご相談ください。
現在の歯の状態を細かくチェックし、適切な治療計画をご説明いたします。
